豊年満作

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     仲田種苗園ではマンサクの花が満開です。

     

     マンサクは、「山で一番早くに咲く」、「まず咲く」から、「マンサク」に転訛したものです。

     

     マンサクに限りませんが、花の咲き具合で、今年の作況を占う地域は多々あります。

     

     

     

     仲田種苗園の農場のマンサクの花の咲き具合を見て、

    今年の作況を、みなさまは、どのように感じましたか?

     

     

     

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    『旅立ちの花畑』

    葉 祥明

     

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    花を踏まない馬

     

     昨日、ぼくは馬に乗って、この町の郊外の野原に行った。朝の露に濡れた草の葉がきれいで、そこを馬はゆっくりと歩いてゆく。しばらく行くうちに、草の間に小さな花が目立つようになった。はじめは緑一色だった原っぱが、次第に花が増えて、やがて地面はすっかり小さな赤や黄色の花でおおわれた。

     

     風に花がゆらゆらと揺れる。それを馬の上から見て進んでゆくうちに、ぼくは馬がちゃんと地面を踏んで歩いていないことに気づいた。足音がしない。宙に浮いているんだ。花があまり綺麗だから、馬はそれを踏むのが嫌で、足を地面につけないように歩いている。そんなことができる馬のことをぼくはすごく尊敬した。

     

     老いて少しだけ寂しそうな顔をした馬だけど、宙を歩くなんて魔法をどこでおぼえたんだろう。広い野原。花々が陽光と風の中で揺れている。馬もぼくもその花の上を進んでゆく。とてもいい気持ちだった。

     きみもいればよかったのにと思ったよ。

     

    池澤 夏樹・著『きみが住む星』

     

    ————

     

     

     野の花マットのブログを担当していた方が、独立退社されました。

     仲田種苗園、代表取締役および農場長、従業員にとって、たった1人でも人材が離れて欠けていってしまうのは(どのような職場でもそうですが)、大小問わず組織にとっては、たいへんな痛手ではあります。

     

     ですが、本人が悩んだ選択肢の中で、自分の生き方を選択するのは当前の権利です。

     

     ともに働くことができた楽しい時間でした。おつかれさまでした。お元気で!

     

     また、いつか機会があれば、草花や樹木、動物を通して、どこかでお会いしましょう。

    『ヒーリングキャット』

    葉 祥明

     

     

     

     

     

    この写真は、花いっぱいにした庭の花畑を、踏みつけ引っこ抜き、

    もう、しっちゃかめっちゃかに荒らしまくった我が家の犬。


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